LIVE(on the)SEAT 2020.10.4 仙台 ライブ感想①
(前書き)
UNISON SQUARE GARDENのLIVE(on the)SEATへ行きました。
自分の責任と、自分の生き方、も考えた上で。細心の注意の元で。
沢山の想いや考えを綴っていきたいだけなので、不快な方は無視して欲しい。
以下、セットリスト等のネタバレがあります。
もしご興味あれば。
LIVE(on the)SEAT
2020.10.4 宮城
evening 16:45-17:45
はじめに、今回のライブについての注意点がアナウンスされる。
席を立たないこと、声を発さないこと、等のガイドラインに記載されていた内容を要点のみ、という感じ。
そして、アナウンスが終わる。
会場は暗いまま。
絵の具が…聴こえない。
確か、着席ならではの面白いことも考えている…とは聞いたような。とはいえ、絵の具はいつも通りだと思っていた。果たして、これから何が起こる…??と少しだけ緊張した。
それも束の間、ふと、斎藤さんの息を吸う音が聴こえた。
「12時、時計塔の下…」
クローバー
アカペラで始まった。
ステージの幕は上がらないまま、ゆっくりと、物語が進んでいくみたいだった。
ずっと演奏無し。サビでは、田淵さんの高音コーラスが重なる。勿論アコースティックのままで。
1番を丸々アカペラで歌い上げた後…
「フローリア」の言葉の余韻の中で
幕が上がる、そこには3人がいた。
彼らの足元には「LIVE(on the)SEAT」の白い文字があり、背景にはUNISON SQUARE GARDENの文字とマークが。
the がちょうどステージ中央にある形。
(斎藤さんが前に出てギターソロ等を弾きに来る所辺り。)
クローバーの演奏とテンポはきっといつも通り、だがアカペラでのゆったりとしたテンポからの変化でどこか早く感じるし、身体が動いてしまいそうだ。
緑がかった淡い照明で、花のような形がいくつかステージ上に映し出されていた。くるくると回り、可愛らしく、お花畑みたい。
クローバー…。UNISON SQUARE GARDENのバラード…なのだろうか、それでも1曲目を飾るにはどこか力強ささえ感じる。
また会おう、が、強く心に響いた。
ラスト、左手がギターから離れる。
フローリア…と呼びかけるような仕草にも見える自然な流れで、前の方に伸ばした左手。それは、マイクの近くにあるカポタストを手に取った。
ドラムの、あのイントロが輝き出す。
フルカラープログラム
斎藤「ようこそー!」
この時点でギターを掲げていたような。もう既に楽しくて堪らない。
田淵さんが安定の、縦横無尽に駆け回る姿を見て感動してしまった。
サビでは、斎藤さんはマイクを右手で掴んだり、身体全体をゆらゆらと揺らしリズムに乗っている様子がわかる。
on the seat ならではだろうか。視界が全く遮られることなく、ドラムの姿まで捉えられる有難みを感じる。貴雄さんの、理解できない手足の動きに、楽しげな表情が印象に強く残った。
終わるや否や、そのままSession。
ドラム→ベース→ギター
段々と音重なっていく。
一音目から、なんとなくだけれども、期待、否、怪しんでいた。
そして、ベースのメロディアスな表現から
フィクションフリーククライシス
が姿を現した時の喜びばもう言い表せない。
“当然手ぶらじゃ世の中は救えない”
での手拍子を、ついつい、思い切りはしゃいやってしまった。
会場全体からもその部分は聞こえていた気がする。ただ、合唱する人々がいないのは良い。彼らの声だけが響いていて。
そういう、UNISON SQUARE GARDENならではの、やりたいならやればいい、というスタンスで、座ったままだって楽しめるだろ?というのを再認識させてくれた気がした。
曲が終わり、一言。
「UNISON SQUARE GARDENです!」
一旦暗転。
MC
「表情はほぼわかりませんが…どうやら元気そうですね!
今日は最後までよろしくお願いします!」
愛してーる…!!!!??!?
誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと
この曲をここに持ってきてしまうのか…涙が滲んでしまう。歌詞が、メロディが、心に突き刺さってしまうから。
前半、ギターパート無しの部分では、斎藤さんの手が動きまくる。腕を広げたり、回したり。膝も動いている所まで見える。
Aメロのギターの1音が跳ねる所に合わせて
田淵さんが首を毎回動かしていたのも好きポイント。首を傾けるような動き。でもベースは真顔で弾き続けているのでシュールですね。
そーおお、で
声裏返ってた田淵さん。思いっきり楽しんでいるのがわかるから良い。
曲終わり、間髪入れずに、ハイハットの音が4つ。
赤と青と白が印象深い。この日に、初めて、ライブで聴けた。
好きで好きで堪らない曲。
セレナーデが止まらない
ギターソロで、こんなにもぐちゃぐちゃ!!!と混沌とした弾き方だったなんて知らなかった。
1番が終わって、2番の始まり、ドラムが激しく強い。存在が主張されるかのよう。
好き過ぎておぼえられない。
そのままたてつづけて
世界はファンシー
イントロでの田淵さん変な動きもよく見えてにやにや止まらん。照明のカラフルさがまたファンシーで。
コーラスめちゃ高いけど、本当に歌ってて衝撃を受ける(毎回)
貴雄さんの、MVのような、自分の頭を叩くふりがあった…!
2番Aメロで
田淵さんは貴雄さんの所へ!
斎藤さんの手が非常に動きまくるの変わらず
ファンタスティックギター!!!
右足でうぃんうぃんってやってるの良く見えた…(語彙力の低下)
…テンポ早くね??
この曲の完成度とでもいうのか、あまりにもライブに馴染みすぎていて衝撃が強い。
一瞬暗転
(続く)