人生史上最高に必要ある最上級

UNISON SQUARE GARDENが好きで仕方ない。

LIVE(on the)SEAT 仙台 ライブ感想②

MC

(斎藤さん)
「LIVE(on the)SEATというツアーを回り始めてますが…座ってても全然、良いもんでしょ?楽しいでしょ?」
(拍手)
「こういう時ならではの演出ってことで、1曲目アカペラで歌ってみて…
で、あの…わかるかな?サビで、コーラスが入る、そのタイミングを見計らいたくて、俺がいつも、昨日も今日もこうやって…合図送ってんのに、田淵はこうやって目をつぶって集中してんの。(田淵さんの方を見ながら、身体を傾けて)見て!!」

田淵さん

「?!」という表情

 

「はっは!」(笑)

斎藤さん「Little Glee Monsterみたいな!(笑)」

(拍手)

斎藤さん

「皆の笑い声も聞こえず、表情も見えず。なかなかこういう経験って今後ないのかもしれないなと思って、それをもう楽しもうと思って。
本当に世の中がこう、ガラッと変わってしまったけど、また変わって、こうやって条件付きだけどまたライブができるようになってですね…
色んな意見があるとは思いますが、こうやって皆さんに来てもらって、皆さんの前で歌って、すげー、幸せに思ってます!」
(拍手)

「先日アルバムが出まして、
アルバムの曲やらないのも流石になと思って、もう一曲アルバムから新曲をやらせてもらいます。」

 

「夏影テールライト」

 

夏っぽいライト。赤、オレンジの混ざりあったような光の中で、初めて聴く。
毎回思う、音源よりも、生歌の方が上手いというUNISON SQUARE GARDENの音楽的レベルの凄さ。

ベースソロで始まるということをはっと気づかされた。響く。
え、ドラム!!イントロの入りが強い。存在感。

“迷子の迷子の知らせ”
「ま」の発音が思ってたいたよりもずっと強
く響く。美し過ぎて涙が滲む。

 

サビのコーラス、コーラス好きの中でも上位に食いこんでしまった天使のようなコーラス。貴雄さんも歌ってた、優しそうな横顔が見えた。

一瞬だけ、田淵さんの微笑んだような気もした。

音が止み、少しライトダウン。


“ジョークってことにしといて”

 

スティックが2回打ち鳴らされた。

 

!!???!!!!

赤と紫の闇が押し寄せてきたような。
あの不穏なメロディ。

まさかの、アルバムの曲順通りに、やられた

Phantom Joke

まるでいつも通りのような余裕さえ感じられてしまいそう。ドラムが暴れている。

圧倒的過ぎて、正直あまり覚えていなくて。


ただ、これまで配信で難しそうな最高音、難なく響かせていて、もうラスボスでは無いんだな、と思った。もう勝ってしまった。

ソロでは斎藤さんにだけスポットライトが当たり、幻想的。目を奪われた。


そのままセッションへ突入。
何が起こるかは、全然分からない。楽しいことしか分からない…と思いきや突如響く貴雄さんの「3,4,1234!!!」の声。

 

徹頭徹尾夜な夜なドライブ

 

田淵さんの足上げ、不思議なぐらい高く上がる…表情動いているのもわかる。
ステージ下手の端でしゃがんで弾いたり
上手端にも来て、縦横無尽自由。

2番Aメロ
斎藤さんの手わちゃわちゃっと。
ゴミは投げてなかったです笑

コーラス
田淵さんマイク動かして手前の機材に足を乗せて。

間奏あまりにも混沌としていて覚えられなかったけどとにかく全員が楽しいしかない。

 

立て続け
斎藤さんの右手前方指さし…「Ladies and gentlemen,ride on time!!!!」

 

ライドオンタイム

あああああうわあああ…!!!!椅子から立ち上がってしまいそうだった。

Aメロの
少しけだるげな歌い方。最高。
でも、両手下ろしてたり広げたり、膝から動くリズムの取り方。

貴雄さん!?!?
くるくると、スティック。ずっと回しながら叩き続けていた…

田淵さんものすごく歌っている!
会場の人に向けて喋ってるみたいな

“乗り遅れちゃだめだよ”
って歌ってたし笑顔だしもう無理です。

 

2番
自信があるから…の前
田淵さん一気に走って貴雄さんの所へ。

腕振り上げでごーごー!!ってなってた
それでたかおさんもめちゃあがった??
ドラム強いしテンポ速い

コーラスの前に全然違うとこにいる
走って戻る!

この高揚感、もう永遠に続いて欲しい、そう思っていた。

スポットライトが3人照らして。

ピアノの音がその夢を覚ます。

 

harmonized finale

後ろの方からのオレンジっぽいライトが立ち上る。
暗いところから一筋、みたいな。

 

全歌詞がもう、胸に響いて仕方がない。

“今日もそれなりに歩いてる”

“ずっと続けばいいな けど 終わりが近づいてるのもわかるよ”

“さよなら さよなら ここからまた始まってく”

 

“ありがとう ありがとう また会えるまで 会える日まで”

 

“ありがとうありがとう ここからまた 始まってく”

 

ラストと前半のサビの1節、両手でマイクを握って歌う姿に涙が滲む。

光に包まれる…で段々と光が大きくなっていく。

 

最後の、be with you…から斎藤さんだけが見えるようなスポットライト。暗くなった。

テンポがゆっくりになっていく…1人での弾き語り。


最後の最後の音が響ききって、音を止め。

斎藤さんは深くお辞儀し、右手を振って去っていった。


いつの間にか田淵さんと貴雄さが居ない。

 

こんな終わり方はじめてで、戸惑いながらも感動押し寄せてきた。

 

大きな拍手の中、会場は明るくなって、映し出されたのはステージの背景(UNISON SQUARE GARDEN+ロゴ)の変化。

SEE YOU NEXT LIVE 

 

赤く大きな字で記されていた。

そして、規制退場の案内のアナウンスの裏で、密かに聴こえてきたのは

絵の具

 

ライブの終わりが、harmonized finaleと絵の具で、こんなことが有り得てしまうなんて。

 

ここから、また始まっていくんだと改め噛み締める。

UNISON SQUARE GARDEN、死ぬまで追いかけさせて欲しい。

 

最高のライブでした。

 

 

LIVE(on the)SEAT セットリスト

1. クローバー(1番アカペラ)
2. フルカラープログラム
Session
3. フィクションフリーククライシス

4. 誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと
5. セレナーデが止まらない
6. 世界はファンシー

7. 君はともだち

MC
8. 夏影テールライト
9. Phantom Joke
Session
10. 徹頭徹尾夜な夜なドライブ
11. ライドオンタイム
12. harmonized finale

(絵の具)