UNISON SQUARE GARDEN 15周年
2019年7月24日
敬愛してやまないUNISON SQUARE GARDENというロックバンドの誕生日である。
心からのお祝いの言葉を、思うままに綴りたいという衝動から、ブログを開設することを決意した。
正直、自分に文才はないし、語彙力もない。
ただ、UNISON SQUARE GARDENのベーシスト「田淵智也」さんが、ブログにてこういった言葉を残してくれている。
君だけが知ってる君を見つければいいのだ
一人でやるんだぞ
2016.7.5
BLOG | UNISON SQUARE GARDEN - official web site)
好きなものについて好きなように語りたい。
誰かの迷惑にならなければ、やりたいようにやればいいじゃないか、と背中を押された気がした。
UNISON SQUARE GARDENとの出逢いについて思い返して、初めてのブログ記事としたい。
大学生であった当時、居酒屋で友人・後輩と何気ない時間を過ごしていた。
ふと、耳に残った高い声。メロディ。一聴では日本語として聴き取れない、だがどこか気になってしょうがない。
「今流れてる曲ってなんだろう?」
普段ならこんなことは言わない。ただ、知りたいと純粋に思った。すると後輩の1人が
「あー!流行ってますよ!ユニ○○○○ですよ!シュガビタです!」
…シュガー?可愛らしい。きっとアイドルかなにかだろう。後で調べてみよう。
後ほどインターネットでキーワード検索をするが、「ユニ シュガー」では情報が不足していたようで、曲に辿り着くことは無かった。
ここで、滅多に観ることのないYouTubeを用いて、調べた。今思えば、それが人生の分岐点だったのだと。
予想していたボーカルは女性ではなく、小顔で端正な顔立ちの少年がセンターで歌っていた。シンプルに顔がいい。声が良い。
聴けば聴くほど、耳に馴染むメロディと、聴き取れていく歌詞に夢中になって。
「甘くて苦くて目が回りそうです」が堪らなく好きだと感じた。
ここまでの小難しさとわかりやすさが可愛らしくまとまっている言葉だと思う。
次々と表示されているUNISON SQUARE GARDENの動画を再生していくと、不思議なことに、全てが圧倒的に好きだと感じた。
特に「天国と地獄」は「シュガーソングとビターステップ」との雰囲気の違いに圧倒され、同じバンドだとは思えなかった。
そんな多面性に惹かれ、すぐにアルバムを借りに行ったのだった。
(お目当てのシュガーソングとビターステップはまだアルバム収録されていなかったというオチ。)
長くなったが、これが2015年夏頃の、自分とUNISON SQUARE GARDENの出逢いだ。
自己満足である。
ただ、幸せだ。
これほどまでにUNISON SQUARE GARDENの音楽に触れて、心が震えている人生が。
自身が、15年も何かを真剣に取り組めたことなどない。
生半可なことではない。ましてや音楽という正解がない世界の中で、自分達だけの正解を奏で続けているUNISON SQUARE GARDEN。
心から尊敬と、勝手な感謝と、少しの畏怖を。
これからも物好きでいさせて欲しい。
2015.5.20リリース