人生史上最高に必要ある最上級

UNISON SQUARE GARDENが好きで仕方ない。

TOUR 2022「kaleido proud fiesta」感想


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正直何をどこまで書き残しても足りないと思うし、この感情や感動を残しきることはできないと思う。それほどまでに、今回のユニゾンのライブは最高だった。いや、いつも最高なのだけど、常に最高を更新していく、超えていくのが当たり前のようで、しみじみと、とんでもない化け物バンドに出逢ってしまったなと思う。

 

取り急ぎ今したいことは、ライブの余韻に浸りながら、行くことができたライブの中で印象に残っている部分をハイライト的にまとめつつ、勝手な想いや溢れてくる気持ちを言葉にしてみることかなと。

これまでに、ライブごとに書き溜めたメモもあるので、それはそれでレポとして清書したいと思ってはいる。なんせレポよりも感想の方が多くて、自分で読んでいてもよくわからない…!

 

基本情報

2022.7.8~9.27

TOUR 2022「kaleido proud fiesta」

”良いシングルができたのででかい音を鳴らしに全国ツアーに出る。今年のユニゾンも強い。”

#USG2022 #USG_kpf 

 

【セットリスト】

1. harmonized finale

2. 箱庭ロック・ショー

3. 世界はファンシー

4. シャンデリア・ワルツ

 

5. CAPACITY超える

6. Silent Libre Mirage

7. Own Civilization(nano-mile met)

8. ラディアルナイトチェイサー

9. fake town baby

 

10. 5分後のスターダスト

11. 弥生町ロンリープラネット

 

12. ワールドワイド・スーパーガール

13. ナノサイズスカイウォーク

14. サンポサキマイライフ

15. オリオンをなぞる

16. kaleido proud fiesta

17. to the CIDER ROAD

18. 10% roll, 10% romance

 

En1. Cheap Cheap Endroll

En2. シュガーソングとビターステップ

En3. 場違いハミングバード

・セットリスト全体について

曲順に泣かされた。やはりM15.オリオンをなぞる→M16.kaleido proud fiesta、主役登場の流れは涙で景色が霞む。「UNISON SQUARE GARDEN」の文字がステージの奥に、曲が始まると共に降りてくる。その文字は虹色に光っているように見えて、目を奪われていると「これが運命だったんだ、期待してたかい?」の歌声で一気にライブへ、音楽へ引き戻される感覚があった。

最高潮に達した後、割れんばかりの拍手の中にM17.to the CIDER ROADのイントロが小さく聴こえてきたこと、祝祭の鐘が鳴って「快進撃がはじまっ」てからの、「次はどこへどこへ行こう?」なのはもう堪らない。

更に、そのままM17→M18.10% roll,10% romanceはセッションで繋ぎ、roling playing!「どこへでも行けるさ」で本篇ライブを〆とするエネルギッシュさや勢いの良さは、なんだかずるいくらいに格好いい。ついてこれるか?全く追いつけないです。

 

UNISON SQUARE GARDENのライブのセットリストにおいては毎度興奮しかない。曲を組み合わせることの果てしない可能性があるのだとここまで体験させられるからライブはなくてはならないものだと感じる。セットリストのロマン。

他にはM.10 5分後のスターダスト→M.11 弥生町ロンリープラネット→暗転 の流れも季節を感じられて良かった。 アルバムの構成の記憶もあり、どうしても弥生町ロンリープラネットは春の前の曲、「春が来てぼくら」へ繋がる曲であると無意識に期待していたところに、「そして僕らの春が来る」で終えることで、「秋の後」の曲として新たな表情を知る。まんまとやられた、という気持ち。

 

曲目に着目すると、でるわでるわ、自由過ぎる曲たち…。 初期アルバムの箱庭ロック・ショー、サンポサキマイライフも。 B面曲の5分後のスターダスト、ラディアルナイトチェイサー。 アルバムM1曲 Own Civilization(nano-mile met)とto the CIDER ROADの登場と位置。 ツアーではやらなかったため、ライブでは初披露となる、最新アルバムから弥生町ロンリープラネット。 2017年リリースのSilent Libre Mirage、10% roll,10% romance、fake town babyのお祭り騒ぎ。 全体としては3rdアルバムと7thアルバムの曲のインパクトが嬉しかった。

 

・MCなしについて

今回のツアーもありがたいことに数回行けたことで慣れてしまっていたが、今回、MCといえるものがなかったこともはとても特徴的だった。 詳細はレポに残すとして、斎藤さんが歌以外に発した言葉は

「ようこそ!」 「UNISON SQUARE GARDENです、最後までよろしく」

UNISON SQUARE GARDENでした、どうもありがとう!最後の曲です」

「アンコールありがとう!」 「ラストっ!」

UNISON SQUARE GARDENでした、バイバイ!」

これだけ。その潔さ、また、曲間の繋ぎもほとんどにイントロのアレンジであったり、セッションがある。とにかく今、やりたいこと、できることは生の音を鳴らすだけなのだ、というどこかロックな潔さを感じた。また、MCがないことでより一層ライブのみ、音楽のみに集中できたような気がする。(各公演ごとにMCが少しでも変わることを少なからず期待してしまうため。)

また、コロナ禍におけるライブ実施の難しさだったり、暗い世の中の雰囲気等をこれまでは幾分気にする必要があったけれど、結論として、UNISON SQUARE GARDENは変わらずにできる限りの対策をしてライブをし続けるだけなのだという言葉不要の発信にも感じられた。(元々いろいろな懸念や注意点はライブ前のお知らせや田淵さんの公式ブログ発信がある。ライブには極力持ち込まずに済んだのかなという予想。)

 

・推し曲について

(推し、という表現はあまり得意ではないけれど、概念的にはこれかな、と。)本当に嘘みたいに、UNISON SQUARE GARDENの曲は全部好きなのだけれど、その中でも飛びぬけて好きな曲は誰しもそれぞれあると思う。

私の場合、今回のセットリストの中で該当していたものは 世界はファンシー、5分後のスターダスト、ラディアルナイトチェイサー、ナノサイズスカイウォーク、10% roll,10% romance、場違いハミングバード

なかでも、5分後のスターダストとナノサイズスカイウォークはますます好きな気持ちが膨大に膨れ上がってしまった。本当にありがとう。

 

・照明について

誰もが感動を言葉にしているだろう、星空の演出はまさに綺麗過ぎた。 harmonized finaleの紗幕によって映し出される3人のシルエット、落ちサビでステージ背景に広がる満天の星空。 オリオンをなぞるでの星空とミラーボール。Aメロで強い光線を繰り出すミラーボールの輝きとスピード感はMVを彷彿とさせる。大体ステージ後方の貴雄さんの隣か後ろに配置されているよう。 中央席で見たライブでは、貴雄さんの後光のようだった記憶がある。 kaleido proud fiestaでは、まさに「広がり続ける星空に僕らは今を誇れるか?」のタイミング。それと、全体としてフルカラーで綺麗過ぎる景色が印象に残っている。 この3曲の親和性や考察は、TIGER & BUNNYのファンの方にお任せしたいとしても、ファンではない自分にでさえ、この曲達から受け取る僕と君、街、平和、希望、願い、多くの要素がある。ゆっくり紐解いていく予定だが、それがまた、流石UNISON SQUARE GARDENだと思うのだ。アニメファンじゃなくてもバンドファンがシンプルに惚れる曲しかない。(脱線した)

5分後のスターダスト 光と影だけで金木犀や秋を感じさせてくれるような、深みのあるオレンジの照明。 枝葉のような影。 「夜が包み込んだけど」の部分から、じんわりと青の光が入ってきて、夜が包み込む、の表現。 この照明はB面ツアーでもあったはずで、それがまたこうして見られるという感動があった。

Own Civilization(nano-mile met) 赤と白と、逆光効果により攻撃力が増していた。Aメロ合間のギターメロディにあったフラッシュ系の光は解釈一致しました。 サビのスポットライトの位置もまたきまっていて、左右3本の光の矢+貴雄さんに2本。また、斎藤さんを照らす赤色のスポットライトも優勝。