人生史上最高に必要ある最上級

UNISON SQUARE GARDENが好きで仕方ない。

2021.3.2 25:00-26:00 THE KINGS PLACE

(ラジオの内容の一部のお話)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(簡潔にまとめると、自分の言葉が彼らに届いたことが夢のように嬉しくて嬉しくて堪らなくて書き殴っているもの)

 

 

 

 

 

 

SNSの世界と、日々の閉塞感に嫌気が差し始めていた。
自分の気持ちを、自分の好きなだけ、何も気にせずに言うことはこんなに難しいことだったのか?と。

そんな気持ちがあったから、勇気を出せたんだと思う。
J-waveのTHE KINGS PLACEにて、UNISON SQUARE GARDENのTOUR Normalについての感想を電話取材にて募集する、という企画があった。
普段だったら応募しなかったけれど、どうしてもこの感動を伝えることが出来るのかもしれない可能性に惹かれた。


日曜日。お昼前。
知らない番号から電話があった。
普段だったら訝しんで、電話には出ないのだが、なにかの予感があった。

どこかの時間で、電話取材が出来ないか?とラジオの番組スタッフの方からの電話だった。
提案された日時は仕事が遅くまでかかることがわかっていて、可能な限り遅い時間帯で話をしたいとお願いをした。
自分で自分に驚くぐらい、是非に出演させて欲しい、お願いします、と自分の気持ちをしっかりと伝えた。だって、こんなチャンス、自分で動かなかったら一生ないだろう。

 

仕事をなんとか終わらせて、
19:45ぐらいから、電話で取材を受ける。

 

お話を聴いて下さったスタッフの方は、丁寧に説明をして下さった。気さくで、話しやすさもあって、少し緊張していたのが嘘みたいに、すらすらと、自分のUNISON SQUARE GARDENへの想いに熱がこもった。

少しだけ気持ちをまとめておいたものに、加筆して、このインタビューの時に本当はここまで話したかった…という供養を。

 

USG 2021 Normal Tour


◻️セットリスト

夢のようなセットリスト。いつか聴けるかもしれないけど、それはいつなのか皆目検討もつかない、そんな曲たちを聴くことができたのは本当に嬉しかった。

お蔵の奥の方から引っ張り出してきたような曲を、と確か斎藤さんが仰っていたような気がして、まさにその通りだなと。

個人的に物凄く好きな曲(6枚目アルバム)が聴けると思わなかったし、ずっと聴きたかったし、まさにこの時に聴きたかった。

Phantom Jokeカップリング曲への愛が溢れそうになった。実は毎日聴いている曲なので。

大好きな曲を聴けたこと。
初めて聴く曲を聴けたこと。

いつか聴けるかもしれない、でもそのいつかはいつなのか誰にもわからないし、いつ死ぬかもわからない、と思った時に、やっぱり今を生きるしかないと思った。

 

 

◻️Normalとは

Normalという本当の意味がライブで聴いて、初めてわかるようだった。セットリストだけ振り返ると、全然「普通」じゃない曲をやっている!?と思ったけど、そうじゃなくて。
そもそもUNISON SQUARE GARDENの普通、はなんだろう?と思った時に、見て聴いている人の心を全てかっさらっていく音楽、ただカッコよくて、楽しくて、好きで、UNISON SQUARE GARDENと対自分、それだけを揺るがなく過ごせる時間が普通のライブのことだと。
そういう意味で、色んなしがらみなんてなかった、初めてライブに行けた日のことを大切に思い出せるような、通常運転のライブだった。

 

普通という言葉を定番、という意味合いで使うのなら確かに定番の曲は少ないのかもしれないけれど、もはや定番の曲ってなに?と思うぐらいには全ての曲がUNISON SQUARE GARDENは良い。全曲良い。それしかないので、一般的に用いる普通や定番曲、は無い、それがUNISON SQUARE GARDENだと改めて理解出来る機会になったように感じる。普通じゃないは、普通だよ、とそんなふうに歌ってくれていた曲もあったね。

 

 

◻️ライブハウスでのライブ

1番初めの音が響いた瞬間からもう胸が熱くなって鳥肌が立って、そうだったこれだった、UNISON SQUARE GARDENはこれだった…と感じた。

生の音の圧力や雰囲気に呑み込まれるようで、配信ライブも勿論素晴らしくて楽しんできたけど、やっぱりライブ:生きるなのだと。

(そういえば貴雄さんが、LIVE(in the)HOUSEが始まった時に「ライブ」と「生きる」とを言葉にしてくれていた。当時もぐっときていた。)
目の前で音も彼らも生きていて、自分も生きていることを実感できる。同じ空間にいること。

また、ライブでの自分の楽しみのひとつに、生で聴くときに新しい発見があることだと思っている。
それは例えばライブ演出の照明(これがまたライブハウスごとに少し変わるので個人的にとても楽しみ)や暗転のタイミングもそうだし、斎藤さんの歌い方も、田淵さんの動きや視線も、貴雄さんの目に捉えきれない動きや曲の繋ぎであったり、本当に山ほどあって、それが一期一会なのだと思いながら音楽を浴びることがライブなのかなと。ライブの後、ずっと頭の中で響いたところを反芻していた。歌詞が普段心に響かない部分でいきなり頭から離れなくなったりするのがまた好きだったことをじんわりと思い出す。

 

◻️UNISON SQUARE GARDENとライブ

…とはなんなのか?と改めて感動を呼び起こしながら書いてみた。
簡潔にまとめると、奇跡。希望。拠り所。

音楽は酸素みたいに、本当に毎日なくてはならない存在だとして、じゃあライブはなんだっけ?

ライブは、UNISON SQUARE GARDENにとって普通だと言ってくれたけれども、実はライブがあることがまず奇跡であったと気づく。

そうすると、今回のツアーのグッズコンセプトになっている「Normal」と「Special」に思わず感嘆のため息が出てしまった。

「ノーマル」で「スペシャル」でしたね。


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同じ時代に、同じ時間に、今を生きているんだと思えるのはライブだからより強く感じられる。そんなかけがえのないものだと思う。

UNISON SQUARE GARDENがいて、自分がいて、それが堪らなく幸せで。

(まるでオリオンをなぞる、の歌詞のままだ)

これからもUNISON SQUARE GARDENに勝手に支えてもらって、今を生きて、ずっとライブに行きたい。

 

 

 

電話自体は15分ぐらいで終えて。

インタビュー内容は使われるかどうかはわからない、と。当然それはわかっていて、ただ、こんなにも素直に、話を聞いて貰えたことが嬉しかった。

 

2021.3.2 25:00-26:00 放送日。

あまり期待しすぎている自分がちょっと嫌で、やるべきことをこなしてから、落ち着いた時に聴こうと思った。

 

聴いた。電話取材、使われていた。

 

どれぐらい話したか、あまり覚えていなかったけれど、自分が1番伝えたかったことが、伝えてもらえていた。奇跡みたいな、嘘みたいな、本当の話。

そしてこれは、本当にただの偶然なんだと思うけれど、自分の好きで堪らない曲と共に、言葉が届くなんてことあっていいのか?

心臓が飛び出てしまうかと思った。曲のことは言ってないと思う、多分。曲名は一応伏せたはずだから。それなのに、まるで、知っているかのようで。この曲をライブで聴いた時と同じぐらいに心が揺さぶられて、泣きそうになってしまった。

 

斎藤さんに、しっかりしたコメントだよ、と言って受け止めてもらえたこと。

田淵さんに、この人言及してくれたけど、と自分が考えた言葉が伝わって、聴きたかった話に繋がっていったこと。

UNISON SQUARE GARDENはライブやりたくてバンドやってるんだから、どの曲もやらない理由はない。やっぱり、全部Normalで、その時その時でSpecialに輝く曲しか無いんだ。

 

一生忘れないと思う。本当に嬉しかった。

こんな距離感も、物好きなりに、ごく稀にならご褒美だって思わせてもらってもいいでしょうか。

一生大切にしたい出来事でした。

 

長くなってしまったけど

要約すると、UNISON SQUARE GARDEN最高です。